芝山町の空は高い
芝山町の空は高い・・・東京からやってきた私が最初に感じた事です。
町中あらゆるところで大型航空機が間近に見られるので、つい空を見上げる機会も増え「空って広いんだなぁ」と半世紀生きてきた私もあらためて思いました。車を運転していても、窓の景色がスライドのように変化するさまは本当に楽しい。そして走りながら気づくのは緩やかな坂とカーブが多いこと。ハンドルを握りながらふと”曲がりくねった道の先に～♬”と口ずさんでいることもしばしば。。今まで都内の首都高や環状線などでは周りの車と信号ばかり気にしながら運転していたので、こんなに景色の変化を感じて運転できる事に小さな喜びを感じます。
また、田んぼや畑もたくさんあるので、その時期何が旬でどれだけ育っているかも日々観察したりしてます。広く高い空とともに季節を感じることができるというのがこの町の魅力なのかもしれません。
芝山黄昏劇場
平面な農耕地と雑木林、そして小高い丘が織りなす奥行のある風景は特に夕暮れ時がとても美しい。暮れてゆく空のグラデーションと影になる稜線を見ていると日本を代表する影絵作家の藤城清治氏の作品を彷彿とさせます。でも残念ながらこの景色はほんの数十分で終わっちゃうんですよね。ん～まさに諸行無常。
こんな日本の原風景をライブで味わう事ができる宿泊施設があったらいいのになぁと思ってしまします。理想を言えば３階建てくらいの木造建築でこの景色に融合した和モダンなホテルがイイですね。全室オーシャンビューならぬトワイライトビューとして。成田空港を中継地としているインバウンド客をターゲットに今流行りのオールインクルーシブで成田空港への送迎と周辺観光ガイドもパッケージして・・・今後の成田空港の拡張開発を見越し相応の需要予測も立つんじゃないかなぁと淡い期待を抱いています。観光コンテンツ開発とプロモーションプロデュースはお手伝いするので、どなたか本気で調査してみませんか？日本のオーバーツーリズム解消対策は地方各地への分散化にあると思っています。
