春の訪れを「目」と「耳」で感じる
やっと気候も暖かくなり、日中は上着もいらない時期になってきました。朝出かけようと扉を開けて外に出ると「うぐいす」の透き通った鳴き声が聞こえてきます。昨年までは都会のノイズに消されて鳥の鳴き声などほとんど耳に入ることはありませんでしたから、ここに来て「うぐいす」ってこんなに大きな声で鳴くんだ、と初めて知りました。
「音」つながりで話すと、ここ数日雨の日が続いた関係で家の前の畑が田んぼのようになっており、夕暮れから夜にかけてはカエルの大合唱が激しくなってます。テレビの音をOFFにしてそっと耳を傾けると、数匹のカエルたちが時間差で鳴くため、聴きようによってはコーラスを奏でているのかなと錯覚してしまいます。さながら芝山町のゴスケローズとでも言いましょうか。。。
外の景色はというと、町中には新緑の緑、桜のピンク、菜の花の黄色のトリコロールをあちこちで鑑賞することができます。まさに春が目に飛びこんできて、気持ちも明るくなり、心もワクワクしてきますね。
芝山公園、四所神社、その他もろもろ…
上の写真は芝山仁王尊の駐車場奥に並んでいる桜です。半円状に植えられている桜はその先の里山の濃緑、芝の緑のコントラストとあいまって、桜の華やかさが際立つ場所になっています。近くでは新小学一年生が大きなランドセルを背負って記念撮影をしていました。
こちらは芝山公園の中の桜と芝山仁王尊付近の菜の花。日本はこの季節どこに行ってもきれいな花を見ることができますが、芝山町ではそれにプラスして、大空を舞う飛行機が撮影のフレームに入ってくるので、撮影しながら耳では航空機の音を追いかけ、そろそろ来るなとシャッターチャンスを待ち構えたりもしています。
こちらは空の駅風和里しばやまのすぐ近くにある「四所神社」です。少し奥まった場所にあるため、ひっそりとしていますが表の鳥居からの参道の両脇に背の高い桜を見ることができます。そして本堂の両サイドには新しめの愛嬌のある狛犬が置かれています。
この時期は町内のいたるところで桜や菜の花を見ることができます。ちょっとだけ気にしてみてみると桜の木の種類もさまざまだったり、意外なところに自生している草花をみつけたり、小さな発見を探してみるのも春の楽しみでしょうかね。
あっ、これ書きながら思いましたが、春の草花の香りを「鼻」でも感じることができますね。でも花粉症の人にはつらい時期かぁ、町中には杉やヒノキもたくさんありますし。人それぞれの春の感じ方があるのかな。